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ムラサキケマン
春の藪などに群生し紫色の花を咲かせています。草丈は20cmから50cmほど。黒い種子には種沈という白い付着物がついていて、それをアリが好みせっせと運んで繁殖の手助けします。独特の臭気を持っていますので、お見かけの際はぜひ一嗅ぎお試しください。
毒草名
ムラサキケマン(紫華鬘)、ハッカケ、ネコイラズ
学 名
Corydalis incisa
特 性
ケマンソウ科 キケマン属、人里の半日陰を好む紫の二年草
花 期
4〜6月
近縁種
キケマン
毒部位
全草
成 分
プロトピン(Protopine)
症 状
眠気、嘔吐、呼吸麻痺、心臓麻痺、中枢麻痺、呼吸麻痺
ウスバシロチョウの幼虫の食草となっていて、この葉を食べてりっぱな毒蝶に育ち、鳥から身を守っているそうです。
こんな狭い所から出てきています。
≪MEMO≫
・種子を弾き散らす。
・虫媒花
・葉茎を傷つけると臭い匂いがUPする。
・華鬘:仏殿にぶら下っている花の輪を模った透かし彫りの装飾具のこと。
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